Seriaさんのミニ花ふきんシリーズ、11枚目は変わり麻形文を刺しました。
刺し子糸は、段染め糸は津軽工房社のmederuの110番、外枠はホビーラホビーレさんのものを使用しています。
変わり麻形文
変わり麻形文という模様について調べようとしたのですが、なかなか出てきません。
手元にはないのですが、『刺し子のかわいい花ふきん』吉田 久美子著/日本ヴォーグ社 という本のなかで、変わり麻形文が模様のひとつとして紹介されているようです。
麻形ということから、麻の葉模様のアレンジバージョンとして捉えて、刺し子していきました。
麻の葉模様は、今までに3枚刺し子したことがあります。
伝統模様の代表格のような模様で、日本人にとってなじみのある縁起の良い模様ですね。
刺し子してみて
麻の葉っぱの箇所から刺していきました。
そして、葉っぱの箇所を刺し終えたら、隣りの直線へ移り、また葉っぱの箇所を刺すを、繰り返していきます。
ところどころ、つながらない箇所もありましたが、表地と裏地の間に刺し子糸を渡したりするなどして、臨機応変かつ適当に刺しています。
裏地はこんな感じです。裏地を見ると、縫い目の雑さが一目瞭然。
右上側に【変わり麻形文】の青字が残ってしまっています。
そして、図案の青い色素が残っています。右上側に【変わり麻形文】の文字がうっすらと…。
いつもぼやくのですが…、
Seriaさんの模様刺しの図案は見えにくい。
今回も、刺し終えた後、水通してしてみたら「あらら」と残念な仕上がりになっている箇所が見つかりました。
模様刺しの図案が、実線ではなく点線で描かれることを切に願います。