変わり花刺し
64枚目の刺し子ふきんは、変わり花刺しを刺しました。
ホビーラホビーレさんの図案付き晒を使用。
刺し子糸は、4色すべてホビーラホビーレさんの単色糸を使用。
この変わり花刺しは、一目格子と米刺しの合体アレンジバージョンというか、この2つの模様にも似ている模様です。
以前からInstagramで、他の刺し子さんたちの変わり花刺しの作品の写真を見ては、「シンプルな模様なのに、なんて可愛い模様なんだ」と感嘆し、「いつか必ず刺してみたいなぁ」と思っていました。
真っ白な晒に自分で方眼を書いて刺せる模様だなと思ったのですが、一度はホビーラホビーレさんの図案付き晒で刺してみてからにしようと考えました。やってみないとわからないこともあると思うので。研究がてらにもなりますし。
ホビーラホビーレさんの店頭でいただく【刺し子コレクション】という薄手のパンフレットのなかで、変わり花刺しについて、
小さな花が一面に咲いたような一目刺しの柄を新鮮な配色で。
と書かれています。
シンプルな模様なのに華やかで、まさしく名のごとく花のようだなと思います。
刺し方の手順
方眼の1ますの大きさは7㎜です。
まずは、縦と横のまっすぐの線を刺していきました。
色を一段ごとに変えて、2色(紺色と紫色)使っています。
縦と横の線を刺した後、今度は斜めの線を刺していきました。
斜めの線の2方向を、それぞれ2色(ピンク色と黄緑色)の糸で刺しました。
なので、全部で4色の刺し子糸を使用しています。
暖色系と寒色系の色をミックスさせると、よりこの模様が映えるように思います。
段染め糸ではなくて、単色糸で刺すのも、今回の色選びのポイントでした。段染め糸をなかにミックスさせるのも楽しそうですけど。
裏地はこんな感じです。小さなドットのシンプルな裏地模様です。裏地模様にも、可愛いなぁとつい感嘆の声が出てしまいます。
全体図はこんな感じです。
思っていたよりも、結構、歪んでしまいました。
糸の引き具合が強かったのか、端っこが浮くような感じになってしまったので、もっとていねいに刺せばよかったなぁと振り返っています。とてもシンプルで、無心になってザクザクと刺しすすめることができる一目刺しの模様なので、一気に3日間で完成させてしまったのです。
この変わり花刺しを刺される方は、糸の引きつれに注意して晒をしっかりしごきながら刺し子するのをおススメします。