66枚目の刺し子ふきんは、変わり花刺しを刺しました。
晒に1㎝方眼を手書きする
今回は、晒に1㎝方眼を手書きして刺し子しました。晒は和泉和晒を使用しています。
フリクションカラーズのグレーを使って、1㎝方眼をひたすら書きました。
23㎝×23㎝といつもの刺し子ふきんよりも、すこし小さめサイズのふきんです。
晒に1㎝方眼を手書きしたのは、半年以上ぶりなので、慣れない作業にすこしとまどいました。
よく見ると、方眼の大きさにバラつきがありますね。
晒に1㎝方眼を手書きする方法ですが、厚紙の方眼紙を下に敷いてなぞる書き方もあります。転写することで、方眼の大きさに統一感が出ると思います。厚紙の方眼紙は、100円均一のダイソーさんで売っている工作用紙を使用すると便利です。
フリクションカラーズは、60℃以上の熱を加えると消えるインクのペンです。熱処理でインクが消えますが、逆に-10℃前後にまで冷やすと、消えたインクが復活することがあるらしいです。ただ、刺し子ふきんとして使用するときに-10℃前後まで凍らせることってめったにないと思うので、チャコペン代わりに重宝しています。
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変わり花刺し
変わり花刺しは、9月にホビーラホビーレさんの図案付き晒を使って刺し子したばかりなのですが、刺していてとても楽しくなる一目刺しの模様なので、今度は自分で晒に方眼を手書きして刺そうと思いました。手芸メーカーさんの図案付き晒でなくて、自分で一から晒を裁って方眼を書いて刺し子できるということで、楽しみも倍増します。(もちろん、手芸メーカーさんの図案付き晒で、いろんな模様を刺す楽しみも十分堪能しているのですが)
刺し子糸は、単色糸(黄緑色とピンク色)はホビーラホビーレさんのもの、
段染め糸は津軽工房社さんのmederuの89番を使用しました。
全体的に春っぽい色味の変わり花刺しになりました。
縦と横の線は単色糸を交互に刺すことで、枠をつくります。その枠に斜めの線を刺し入れていくことで、花びらの模様のように表します。
今回は、斜めの線を段染め糸にしてみました。そうすることで、色のグラデーションが入り、花の雰囲気がより表せているかなと思ってみたり。
変わり花刺しは、一目格子と米刺しのミックス&アレンジ模様かなと思っているのですが、シンプルなのに愛らしさにあふれていて、不思議な模様です。
刺し子糸の色の組み合わせによって、印象もずいぶんと変わると思うので、近いうちにまた違った色味の刺し子糸で刺してみたいと思っています。
裏地はこんな感じです。
裏地はとてもシンプルです。表地は華やかなのに。
このギャップが、これまたいいのです。
疲れているときやリフレッシュしたいときに、この変わり花刺しは一目刺しの癒し効果抜群なのでおススメです。