76枚目の刺し子ふきんは、晒に1㎝方眼を描いて、十字花刺しを刺し子しました。
刺し子糸は、段染め糸の箇所は染織アトリエKazuさんのもの、十字の箇所はホビーラホビーレさんの単色糸(グレー)を使用しています。
晒から一目刺しの刺し子ふきんをつくる
①1㎝方眼を描く
普段は手芸メーカーさんから販売されている図案付き晒を使用することが多いのですが、まっさらの晒を裁って、1㎝方眼や図案を描いてから刺し子することもあります。
1㎝方眼はフリクションカラーズのグレーを使って描きました。
1㎝方眼を描くのが苦手で、方眼紙を下敷きにしてガイドにしながら描く方法もあるのですが、面倒でつい定規を使って一気に描いてしまっています。
②十字を刺す
まずは下の写真のように十字を刺し子していきます。
③十字に沿って斜めの線を刺す
★斜めの線の列を1列空けないと、銭形刺しという模様に変わってしまうので注意が必要です。模様の中心の十字を残すイメージで刺しています。
十字花刺しの魅力
十字花刺しは個人的にとても好きな模様なのですが、裏地もとても可愛いのが魅力のひとつ。
裏地はこんな感じ。
表地と裏地の対比。
この模様を見ているだけでも癒されます。
そして、一目刺しの魅力というか、無心で刺すことによって不思議と気持ちがリフレッシュされるのもいいなと思います。
こんなに可愛い模様なのに刺し方がシンプル。ただ、刺し子糸の量が一目刺しのなかでもトップクラスに必要になってくるので、十分な量の刺し子糸を用意しておかなければなりません。
(オリムパスさんの図案付き晒では、オリムパスさんの刺し子糸5かせが必要量になっています)
今回のこの十字花刺しの刺し子ふきんの出来上がりサイズは、約タテ32㎝×ヨコ32㎝の正方形。
十字花刺しは、生地が丈夫になるだけでなく模様の可愛さも楽しめることができるので、刺し子小物にもおススメの模様だと思います。