ホビーラホビーレの半丸つなぎ
63枚目の刺し子ふきんは、半丸つなぎを刺しました。
ホビーラホビーレさんの図案付き晒を使用。
刺し子糸は、津軽工房社さんのmederuの段染め糸85番を使用。外枠の単色糸はホビーラホビーレさんの刺し子糸を使用。
ホビーラホビーレさんの図案付き晒は久しぶりに使用しました。しばらくずっと、オリムパスさんの図案付き晒を使ってきており、模様の全種類をコンプリートしたいなんていう目標も掲げていたのですが、ここにきてホビーラホビーレさんの刺したことのない模様に魅かれて購入してしまいました。まだまだ、刺したことのない魅力的な刺し子の模様がたくさんあるのだなと(当たり前ですが)思って、手芸メーカーさんが販売されている図案付き晒を刺し子することに夢中になっています。
自分で真っ白な晒を裁って方眼を書き刺し子するスタイルは、一体いつになったらできるのか。まさしく刺し子沼にハマってしまっています。楽しい沼ですが。
↓晒に方眼を書いて刺し子したのはこちら。
刺し方の手順
半丸つなぎは、円を半分にしたものが連続してつながっている伝統的な模様です。
半円をつないでいくイメージを描きながら、刺していきました。
図案をよく見ると、大きな半円と小さな半円の連続模様になっています。
そこに留意しながら、刺していくのがポイントだと思います。
まずは、大きな半円をつなげていくように刺しました。文字の通り半円を描くように刺して、隣りの線へ表地と裏地の間に糸を通して渡しながら移ります。
(写真が見づらくて申し訳ありません)
大きな半円をつなげながら刺したら、隣りの線へも移り、小さな半円の方をつなげながら刺していき、それらを交互にひたすら刺していきます。
大きな半円と小さな半円をひたすらつなげて刺していくだけなので、なにも難しく考えることなくて、無心で刺すことができる模様です。
模様と模様の隙間が小さいので、一見、刺すのが大変そうだと思ってしまいますが、無心でさすことができるため、あっという間に刺し終えてしまいました。
大きな半円と小さな半円が重なっている模様がとてもユニークで、眺めるだけでも癒されます。
刺し子糸の量は、津軽工房社さんのmederuの刺し子糸だと、1かせ分(60m)+αを必要とするので、余裕を持って2かせ分を準備しておいた方がいいと思います。
全体図はこんな感じです。
裏地はこんな感じです。
半丸つなぎという模様について調べてみたのですが、【半丸つなぎ】としての説明の記載が出てきません。連続模様については連綿とつづくようにという意味があるので、円満に永遠につづくという縁起のよい模様であると解釈をして、自分なりの思いを込めて刺しました。