桜の花
62枚目の刺し子ふきんは、桜の花を刺しました。
オリムパスさんの図案付き晒を使用。
刺し子糸は、染織アトリエKazuさんの細糸を使用。外枠はホビーラホビーレさんのものを使用。
桜の模様は、これまでにホビーラホビーレさんから販売されている図案付き晒で刺したことがあります。
刺しやすさという点で率直にいうと、ホビーラホビーレさんの図案のさくら模様の方が刺しやすかったです。初心者さんには、ホビーラホビーレさんの図案の方をまず先に刺すことをおススメします。今回の桜の花は、刺し順にやや翻弄された感がありました。
刺し方の手順
今回、まず縦横の垂直線を刺してから、斜線へと移る手順で刺しました。
写真の針の箇所は、表地と裏地の間に針を通して糸を渡しています。
オリムパスさんの説明書には、縦横の線から先に刺してから、斜線へ移るようにと書いてあったのですが、これがどうも失敗だったかもしれません。
というか、写真の箇所で、表地と裏地の間に針を通して糸を渡してしまったことが、失敗の原因のような気がします。
縦横の垂直線を全部刺した後、斜線へと移ります。
ところが、斜線の針目が大きい箇所で表地と裏地の間に針を通すことが難しくなってしまいまったのです。
文章で上手く表現できないのですが、斜めの線での針目の大きい箇所を裏地まで全部通してみると、こんな感じになってしまいました。たいていはどんな裏地でも大好きなわたしでも、これはちょっと見苦しい感じが漂っているなと、さすがに思ってしまいました。
なにしろ、刺し子していて針目の大きい箇所の裏地の糸が、指に引っかかりやすく、大変作業の邪魔になります。
針目の大きい箇所とはどこかと言うと、写真の青いラインの箇所のことです。
この針目の大きい箇所は、ほんとうは表地と裏地の間に糸を通して刺す方が良かったのですね。
つまりは、斜めの線を先に刺した方が良かったということなのでしょうか。
刺す前にしっかり図案を見て、刺す手順を脳内でイメージをしないと、このようなことになります。
もう一度この模様を刺してみて、どのように刺していったらいいのかを検証してみたいと思います。
全体図はこんな感じ。表地だけ見ると、この桜の花の模様はとてもきれいだなと思います。
染織アトリエKazuさんの刺し子糸の色味が、桜の模様にあっていて気に入っています。
まとめ
文章での表現がわかりにくくなっているかも知れませんが、この模様は斜線から刺した方が良かったのではという結論にいたりました。
そして、当たり前のことですが、刺し方の手順を、しっかり図案を見ながら脳内でイメージして決めてから作業に入るべしと改めて実感しました。