Seriaさんのミニ花ふきんシリーズ9枚目を刺しました。
手芸メーカーさんから販売されている刺し子の図案付き晒を使って刺していると、時折小ぶりのSeriaさんのミニ花ふきんを刺したくなるようになってきました。Seriaさんでしか見かけないような図案を探すのも楽しみのひとつです。
六角花文
Seriaさんのミニ花ふきんシリーズ9枚目は、六角花文を刺しました。
この六角花文という伝統模様は、手芸メーカーさんの図案付き晒で見かけたことがなく、めずらしいなぁと思ったので購入しました。もしかしたら、わたしが探せていないだけで、この模様の図案付き晒が販売されているかもしれませんが。
刺し子糸は、津軽工房社さんのmederuの48番を使用しています。外枠はホビーラホビーレさんの単色糸です。
六角花文を刺してみて
この模様は一言でいうと、刺しにくかったです。
Seriaさんのミニ花ふきんは、模様刺しでも図案が実線で書かれているので、針目の大きさがわかりにくいのです。特に目が悪い方にはとっては針目が見えにくいので、刺しずらさを感じるかもしれません。
刺し方の手順としては、ひたすら直線を捉えて刺しすすめるようにしました。
直線で刺した後、隣りの線へ移るときは、表地と裏地の間に糸を通して渡すようにしました。写真では見えにくいのですが、青色の矢印の通りのように刺していきました(オレンジ色の糸に注目してもらうとわかりやすいかも)。
模様と模様の隙間が空いている箇所は、表地と裏地の間に糸を通して渡したのですが、それがなかなか刺しにくかったです。針で晒に傷をつけてしまってボコボコになってしまいました。晒自体も薄手なので、針で傷をつけてしまうと穴があきやすいのが難点です。
裏地はこんな感じ。刺しにくかったので、裏地が結構汚く仕上がりました。
針目の大きさがバラバラですね。
まとめ
六角花文という模様そのものは、大きな六角形のなかの中心に小さな六角形が見えて、とても素敵だなと思いました。こういう模様を考えついた昔の人は、本当にすごいなぁと感心してしまうほどです。
伝統模様としての素晴らしさがあるだけに、刺しづらかったのがすこし残念でした。わたしの刺し子の技術の未熟さが大いに関係あるのですが、見えやすい&刺しやすい図案プリントになるといいなと思いました。
Seriaさんのミニ花ふきんの図案が、模様刺しは点線、一目刺しは実線でプリントされることを願うばかりです。