くぐり刺しの朝顔
34枚目の刺し子ふきんはくぐり刺しの朝顔を刺しました。
オリムパスさんの図案付き晒を使用。
刺し子糸は、くぐり刺しの部分は染織アトリエKazuさんのもの、斜め十字の部分はホビーラホビーレさんのものを使用。
オリムパスさんのくぐり刺しの図案付き晒をはじめて使ってみたのですが、ガイドがとてもわかりやすかったです。
はじめてくぐり刺しを刺したのはホビーラホビーレさんの図案付き晒の亀甲花刺しだったのですが、説明書が超初心者には理解するのが難しかったです。そのためひたすら、刺し子本やネットを見て調べました。本当に試行錯誤でやった記憶があります。
ホビーラホビーレさんの晒は好きなのですが、独学の超初心者には刺し方などがわかりづらいことが、オリムパスさんの晒を使うようになって気づきました。オリムパスさんの説明書はこと細かく書いてくれているので、超初心者向けです。
気づくのが遅かった!
特にあじさい刺しは、ホビーラホビーレさんでもらう説明書を見てもわかりにくかったのです。
結論として、くぐり刺しをはじめて刺すときは、オリムパスさんの図案付き晒を使うのがおススメ。
オリムパスさんの晒でくぐり刺しに慣れてから、ホビーラホビーレさんの晒を使う方が取り組みやすいと思います。(くぐり刺しに関する一個人の感想です)
くぐり刺しの朝顔の刺し方手順
①十字を刺す。(紺色)
②ドット部分から糸を出して、そこを始点にしてくぐり刺しをする。(紫色)
写真がわかりづらいのですが、上方にドットがあります。
くぐり刺しは2列ある十字の上側と下側を交互にジグザグにくぐらせていきます。
一方向を全部くぐらせたら、今度は反対方向をくぐらせていきます。くぐり刺しを重ねていくのです。くぐり刺しを重ねることで花びらの形を表していきます。
写真を見てもらうとわかると思うのですが、わたしは周囲の枠は最後に刺しています。
刺し始めと刺し終わり、くぐり始めとくぐり終わりは玉結びでしたいので、布の間に通してするようにしています。
周囲の枠をはじめに刺さないことによって「表地と裏地がズレていくのではないか」という心配がありますが、最終的にコの字閉じにしているので、そこで多少のズレも修正できます。
全部刺し終えました。
くぐり刺しの部分は糸が表地にしか出ていないので、裏地はシンプルになります。
全体像
オリムパスさんのこの図案付き晒は本当に刺しやすかったです。
サクサクと刺すことができるので、だんだんと楽しくなっていきました。手早い方は丸1日あれば完成できると思います。
刺し子していてあまりにも楽しかったので、今後ストレス発散したいとき用に、この図案付き晒を常備しておこうかなと思うくらいです。
刺し子の知識の共有
以前に手芸店の刺し子の売り場でママ友サークルなのか、30代と思わしき女性数名のグループに遭遇したことがありました。もしかしたら、刺し子のサークルか教室のお仲間だったのかもしれません。
わたしは刺し子は独学のソロ活動なのですが、趣味仲間たちとおしゃべりをしながら刺し子をするのも楽しいだろうなと、その様子を見て思いました。刺し子をしていてわからないことを聞いて、教えてもらうこともできるのでしょう。
刺し子をはじめてから、わからないことがあれば、刺し子本を読み、ネットでも調べて、何度も失敗も重ねて試行錯誤しながらやってきました。
なかなか習い事をできるような環境になくて、独学で刺し子を楽しんでいる方々もたくさんおられるのだろうなと思います。
このブログの検索キーワードを見ていると、必ず【くぐり刺し】が出てきます。くぐり刺しの技法は、確かにはじめてするときわかりにくかったです。わたしも他の方が書かれたブログを読んで、参考にさせていただきました。
刺し子本には載っていない経験知のようなものが、ネット上には無数にあふれています。
それらを見ていると、教室に通わなくても独学で楽しむための環境づくりは、自分次第なのだなと思います。
通勤電車などの隙間時間にスマホで調べておいて、自宅に帰って時間が空いたときに刺し子する。そんなスタイルでも十分に刺し子を楽しめます。
超初心者の刺し子をした感想文でしかないのですが、当ブログに記録として残していきます。今後はより一層、刺し子をはじめたばかりの方が読んでも、わかりやすい説明を書けるようにしていきたいと思っています。
まだまだ拙い当ブログですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。