飛び麻の葉
35枚目の刺し子ふきんは飛び麻の葉を刺しました。
オリムパスさんの図案付き晒を使用。
刺し子糸は染織アトリエKazuさんのものを使用。周囲の枠はホビーラホビーレさんのものを使用。
麻の葉の模様は以前にホビーラホビーレさんの図案付き晒を刺したことがあります。
下の記事に書いています。
刺し子の技法のなかで、一目刺し、くぐり刺しと刺していると、やっぱり模様刺しもやってみたくなります。特に一目刺しは好きなのだけど時間も労力もかかるので、刺しやすい模様刺しをたまに刺したくなるのです。
オリムパスさんの図案付き晒は刺しやすくするために柄の隙間が空いているので、麻の葉の応用模様として飛び麻の葉と呼んでいるそうです。
麻の葉もあるのですが、飛び麻の葉はわたしのような初心者向けでした。前の記事でも、くぐり刺しはホビーラホビーレさんの晒よりも、オリムパスさんの晒を先に使えば良かったと思ったと書いたのですが、麻の葉を刺す前に飛び麻の葉を刺してからにすれば良かったな。
下のブティック社から出版されている刺し子本に載っています。オリムパスさんの商品を使った作品がたくさん掲載されています。
今回、段染め糸を使用したのですが、飛び麻の葉は単色の糸を使用した方がきれいに見えるかもしれません。
裏地はこんな感じ。
全体像。
端っこの糸の引きつれが目立ちます。そしてヨレヨレになってしまいました。模様刺しは完成後に水通しすると必ずしわが寄ってしまいますが、これも愛嬌だと思うことにしています。
伝統模様の麻の葉
麻の葉の模様は成長が早くまっすぐに伸びるさまから、昔からこどもの産着など衣類に使われてきたそうです。すこやかにすくすくと育って欲しいという親の願いが込められている模様です。
令和がはじまると間もなく端午の節句。こどものすこやかな成長の願いを込めて、麻の葉の模様を刺し子するのも素敵な楽しみ方ですね。