korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

モダン模様の一目刺し〜マーガレット〜

春なので花の模様で攻める

ようやく桜が開花しましたが、今年は3月の気温が低いためか長持ちしそうです。わたしの暮らすところではまだ3分咲きにも至っていないような開花状況です。

テレビのニュースによれば、東京はもうお花見の話題が出ているけど、わたしの暮らすところではお花見しようにもつぼみを愛でるような感じになるので、来週がお花見の本番かな。

桜の花が長持ちするって、すごく素敵な言葉。平成最後のお楽しみにどうぞとプレゼントしてくれているような気分になります。

春本番がやって来て、これからあちらこちらで花が一気に咲くので、刺し子も季節感を求めて花の模様をたくさん刺し子して楽しもうと思います。

 モダン模様

今まで伝統模様を刺すことが多かったのですが、新しく発案された模様も手芸メーカーが販売している図案付き晒がたくさんあります。この新しい模様を、モダン模様という言葉があるのかわからないのですが、伝統模様の対義語として、勝手にモダン模様と名付けて呼んでみます。

オリムパスさんから発売されているマーガレットやりんごは、以前から刺し子作品の写真を見て可愛いすぎる〜♡と思いながら「チャレンジしてみたいなぁ」と思っていました。

 マーガレット

わたしのなかで、マーガレットの花のイメージといえば『清楚』の一言。よくドラマや漫画で花びらを1枚ずつちぎりながら花占いに使われるマーガレット。とてもひかえめで清楚で可憐な花。

と言いつつもマーガレットといえば、漫画雑誌のイメージが強いわたし。こどもの頃、本当によく読みました、マーガレット系の雑誌。別冊マーガレットに関しては、少女漫画の金字塔ともいうべき名作漫画がたくさん掲載されてきたので、ここでの説明は要らないでしょう。平成にちなんで言えば、『花より男子』はドラマにも映画にもなり、本当に大人気漫画でしたね。懐かしい。

 

花より男子 コミック 全37巻完結 [マーケットプレイス コミックセット]

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 29枚目の刺し子ふきんはマーガレット。

オリムパスさんの図案付き晒とホビーラホビーレさんの刺し子を使用。

黄色の刺し子糸はホビーラホビーレさんのものではありません。どちらのものなのか見覚えがなくて思い出せずにいるのですが、もしかしたら1月に自分で手染めした糸かも。こういう時に普段の物の管理のズボラさが露呈してしまいます。

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縦横(黄緑)を刺してから、斜め(黄色)を刺します。黄緑の刺し子糸は大量に使うので、余裕を持って準備しておく必要があります。

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↓裏地はこんな感じ。

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ひかえめで清楚なイメージを出すために、この色味にしてみました。マーガレットはピンク色の花も好きなのですが、あえてピンクは今回使わずに。大人の女性のイメージで。

 前回に刺した、さくら模様も糸を大量に使って時間もかかったのですが、このマーガレットも同様です。完成までに3日間以上かかりました。

 ふきんの仕上げ

ふきんの仕立て方はいろんな方法があります。

↓わたしはコの字縫いで閉じています。

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いろいろ試行錯誤してみて、この方法がふきんを全体的に見て、一番仕上がりが綺麗だと思うからです。

最初から最後まで、ひたすら手縫いの作業です。ミシンは一切使っていません。ちょっと疲れるところもありますが、今のところ、この方法で刺し子ふきんを作っていこうと思っています。

 

 

オリムパスさんのこのキットには図案付き晒だけでなく、刺し子糸と刺し子針も入っているので、まったく刺し子したことがない方にオススメです。ハサミを準備するだけで始められます。