毎日のように手仕事を楽しんでいるのですが、刺し子ふきんばかりをつくっています。
たまには刺し子小物をつくろうと思っているのですが、つい刺し子ふきんづくりに夢中になっていました。
↑前回、この銭形刺しの刺し子ふきんをつくったのですが、本来は十字花刺しを刺すつもりが、刺しまちがいによって、銭形刺しになってしまいました。
1㎝方眼の大きさで銭形刺しを刺すと、模様の間隔がとても狭くなって、細かく刺し子糸を刺すことによって生地がとても丈夫になります。丈夫になりすぎて、晒2枚分の厚さに針を刺すのに結構な力が必要になってきて、指が痛くなるくらいでした。
この発見を活かして、今度は銭形刺しを取り入れて、ランチョンマットをつくろうと考えました。
一目刺しのランチョンマット
わたしは刺し子の初心者で、刺し子を心の底から自由に楽しみたいと思っているので、細かいことは何ひとつやっていません。
そして、プロの方がもし見られたら、とても雑なド素人のやり方に見えるのだろうなと思っています。(このブログは特に刺し子の初心者の方に読んで楽しんでいただけたら嬉しいなと思いながら書いています)
ランチョンマット全体の写真を見るとヨレヨレですね。
プロの方からするとダメ作品かもしれませんが、趣味で楽しんでいるだけなので、これでよしとしました。
とらわれることなく自由に、ものづくりを楽しみたいと思っています。
ランチョンマットをつくる
【手順】
①リネンの生地の端を折り返して、しつけしておきます。(生地は1枚)
②リネンの生地に1㎝方眼を描きます。
③1㎝方眼の線に沿って刺し子していきます。
④模様を刺し終えたら外枠と折り返しの部分を並み縫いします。
大まかな手順は以上です。
模様は2種類刺しました。
右斜め上と左斜め下は銭形刺し、真ん中は十字花刺しです。
刺し子糸は、
十字の薄紫色と真ん中の十字花刺しの緑色はホビーラホビーレさん、
銭形刺しの段染め糸は染織アトリエKazuさんのものを使用しています。
銭形刺しの模様の配色をまちがえて、よくわかりにくい模様になってしまいました。
銭形刺しは生地が丈夫になるので、コースター代わりになるようにと考えて、右上にこの模様を配置しています。
全部、銭形刺しにするのも面白くないので、右上と左下のみにして、真ん中は十字花刺しにしてみました。
裏地はこんな感じの模様になりました。十字花刺しの裏地模様は秀逸です。
たたむとこんな感じ。
刺し子小物は、自分で好きなように模様を配置して刺し子した生地を小物に仕立てると、何ともいえない達成感もあって、ものづくりの楽しさをあじわえます。
ランチョンマットは仕立てがほとんどなく、初心者さんにおススメの刺し子小物です。