korentoの日々の手仕事ノート

手仕事のたのしみを綴っていきます。日常で感じることなども大切に。

夜の巷を徘徊する〜大田区蒲田の手芸用品店ユザワヤの教室〜

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夜の巷を徘徊する

 

 

東京では3月に放送されていたようですが、関西地方で6月27日の深夜に放送されたのを観ました。

この番組、東京にほとんど土地勘がなく、内容にピンとこないのもあって、普段はめったに観ない番組です。

たまたま、深夜遅くまで起きていたのですが、【ユザワヤ】の文字を見て、「あっ、これは観なくては!」と食い入るようにして観ました。

ユザワヤさんは、関東を中心に展開している手芸材料専門店です。大田区蒲田にあるユザワヤには、ユザワヤ芸術学院というカルチャースクールがあり、そこを訪れるという番組でした。はじめの方は、ユザワヤでドレスの生地を選んだり、手芸材料を買いに来たお客さんたちと交流をしたりしていたのですが、後半のカルチャースクールが面白かったです。

 

手芸屋さんって心踊る

マツコ・デラックスも言っていたけど、昔って、街の手芸屋さんがどこにでもありました。こどもでも、そこでいろんな手芸用品を買って、何かしらを手作りして楽しんでいたな。

高校生のときには、何きっかけか忘れたのだけど、突然、テディベアづくりにハマってしまったわたし。

今の刺し子のように、ひたすら日夜テディベアを量産していました。その当時は、今みたいにネット通販なんてものはないから、夏休みを利用して、自分の足を使ってテディベア専門店まで行って材料を調達したり…なんてことをしていました。

今思えばそれも楽しみのひとつだったな。簡単にネットのクリックひとつで、遠方のお店から手芸用品を買うことができるのは、とても便利だけど。

はたからみると、ちょっとクレイジーに見えても、何かにハマって作るのって楽しいし、いい思い出なのです。

 

ユザワヤ芸術学院

手作り趣味のカルチャースクールとして、ユザワヤ芸術学院の講座をマツコ・デラックスが巡っていきます。

ビーズアクセサリー講座、スタンドグラス講座

、袋物講座を巡っていき、生徒さんたちと談笑。

最後の手紡ぎ・手織り講座が一番興味深かったです。

羊毛から糸紡ぎ体験をするのだけど、これが楽しそう。難しいみたいだけど、やってみたくなる。

「これだけの手間を考えたら絨毯などの民芸品の高さに納得よね」と言っていたけど、ほんとうにそうだなと。

自分の庭で綿の栽培からやって、綿から糸を紡いでつくっていると、先生がおっしゃっているのを見て、小学校のときに授業か何かで綿を触ったことがあったのを思い出しました。綿の中にたくさん種が入っていて、それを取り出すのに手間かかるのだなぁと思った記憶があります。

番組内でカイコの話もしていたけど、カイコも小学校で育てていた記憶があるな。

たぶん、地場産業が紡績業ということで、学習として取り上げていたのだろうけど、綿やカイコを育てる体験をしたことは、今になって良かったなと思います。手芸をやる上で、どうやって糸や布が成り立っているのかをまったくわからないのと、すこしでも知っているのとでは違うと思うからです。

先生が機織り機で織物をつくるのを見て、そりゃニットは高い!というのも納得。大切にしないとねと。

 

布や糸を大切に使うこと

最後に、いろいろ思うことがあったと。

ドレスの生地を簡単に買ったけど、手仕事をする人たちのどれだけの苦労があるかって話をマツコ・デラックスが言っていたけど、わたしもいろいろ考えさせられました。

生地や糸を、もっともっと大切に使わないとって。

至極まっとうなことを言っているのだけど、

今のわたしたちは、プチプラファッションなどという聞こえのよい言葉に惑わされて、着るものを使い捨て用品のように扱っていることをおかしいと思いなさいよ!と言いたいのだなと。

ほんとうにマツコ先生の言うとおり。

 

この、ユザワヤ芸術学院、10年表彰はあるけど、20年、30年表彰はないのよって、クレーム言っている生徒さんがいたけど、30年も手芸教室の生徒って…。

正直、誰が先生で生徒かわからなかったくらい。

でもなんだか、サークルみたいな教室で楽しそうでした。